オゾン発生器の使用により歯科医院全体の空間消毒が可能に
コロナウイルスの発生で、病院や飲食店などの感染予防対策が重要視される現在、オゾン発生器による空間消毒が注目を集めています。
オゾン発生器とは、オゾンの力を利用して空気中のばい菌を殺菌する機械で、スイッチを押すだけで部屋全体を消毒可能です。
今回は、35年間もの歴史を持つ歯科医院でオゾン発生器を使用し、感染予防対策に成功した春藤歯科の事例をご紹介します。
歯科医は叔父の影響で始めた
私、春藤泰之が歯科医を志したのは、歯科医の叔父の影響です。
当時、自然科学領域の学問に関心があったため、理系の高校に進学していました。
卒業後は、大学の医学部や工学部に進む選択肢もありましたが、叔父に歯科医の仕事について詳しい話を聞き、歯科医の仕事に興味を持ちました。
また、当時は歯科医不足で国をあげて歯科医の増員を行っていたため、歯科医業界が追い風であったのも歯科医を目指した理由の1つです。
時間厳守と詳細な情報開示で厚い信頼を得られた
春藤歯科医院では下記の2つをポリシーとすることで、現在でも多くのお客様から厚い信頼を得られています。
- お客様との約束の時間を厳守すること
- 治療方法について詳しく説明すること
春藤歯科医院では、お客様との時間を厳守することを35年間守り続けてきました。
なぜなら、時間を守ることは人から信頼を得る上で一番重要なことだからです。
多くの歯科医院では予定時刻に治療が始まらないため、お客様は長時間待たされたり、次の予定を入れられなかったりする場合が多いでしょう。
しかし、当院ではお客様の時間との時間を守ることを最重要視し、時間通りに来られた患者様を優先で治療しています。
また、もしも患者様が時間通り来られないと連絡が来た場合は、時間調整を行い、希望時刻に合わせた治療ができるよう心がけています。
また、歯の治療には下記の2種類が存在します。
- 国が7割の医療費を負担してくれる「保険診療」
- 国からの手当は無い代わりに海外の最新技術を使った「自由治療」
実は上記の2つでは、治療方法と料金が大きく異なります。
従って、当院では治療前に治療方法や医療費について詳細に説明させていただき、患者様に納得いただいてから治療を始めています。
上記の2つのポリシーを厳守することで、当院は35年間経営を続けられリピーター様を中心に毎日50~60人の患者様にお越しいただいています。
コロナウイルス発生前は医療器具やスタッフへの感染症対策が中心だった
コロナウイルス発生前から、当院では医療器具やスタッフを中心に飛沫感染対策を行っています。
いつ感染症問題が起きても良いようにゴム手袋やマスク、アルコールを常に備蓄していました。
特に医療器具類は、高温の蒸気と圧力で殺菌を行う「オートクレープ」で消毒していました。
また飛沫感染対策として、コロナウイルス発生前からスタッフは、ゴーグルやフェイスガードの着用を義務づけています。
さらに、患者の口から治療による飛沫を吸い込むバキュームや、治療機器を動かすための空気を作るコンプレッサーの空気交換機の設置場所も分けていました。
なぜなら、空気交換機の設置場所を同じにしてしまうと、コンプレッサーからの飛沫感染リスクがあるからです。
コロナウイルス発生前から、上記のような徹底的な感染対策を行っていたのは、過去SARSやインフルエンザが流行った経験からです。
しかし、コロナウイルス発生後に改めて対策方法を見直してみると、院内全体の消毒ができていないということに気がつきました。
コロナウイルス発生後はオゾン発生器を中心に感染症対策を行った
コロナウイルス発生後は、オゾン発生器と人のいる所でも使える空間消毒機器を併用して、徹底的な空間消毒を行いました。
オゾン発生器は、空気中にオゾンを発生させ、ばい菌の細胞膜をオゾンが破壊することで、徹底的に殺菌を行う機械です。
オゾン発生器から出るオゾンは、人体には影響を及ぼしませんが、有人環境での利用は危険なため、人のいない夜間に使用しました。
また、待合室で患者さん同士があまり接触しないように、予約数を減らさなくてはなりませんでした。
当院は、元々予約体制が整っているため、待合室が人でいっぱいになることはありません。
しかし、念を入れた対策を行い、より安全な環境作りを行ったのです。
さらに手袋やマスクなどの備蓄は、元々ありましたがフェイスガードは数が足りなかったため、ネットで追加購入を行いました。
オゾン発生器の採用で通常営業が可能に
オゾン発生器の導入と、徹底した感染症対策のおかげで当院はコロナウイルス発生前と変わらず、通常営業を行えています。
他の歯科医院では、患者様やスタッフが感染リスクを訴えトラブルになり、業務の縮小や休業を行うことも多いそうです。
しかし、当院ではオゾン発生器や空気消毒機器などで院内全体の感染症対策を行っているため、スタッフらから安心感があると好評をいただいています。
オゾン発生器の使用感
当院では、医院に人のいない夜間から朝にかけて、オゾン発生器を稼働して空間消毒を行っています。
もちろん、朝の空気の入れ換えも欠かせません。
オゾン発生器は部屋の隅々までムラ無く消毒を行ってくれるため、大変助かっています。
ただ、ゴム手袋が直接オゾンガスに触れてしまうと、手袋が痛んでしまいます。
なぜなら、ゴムはオゾンに触れると劣化してしまう性質を持つからです。
従って、歯科医院で使用する場合は、ゴム手袋の入れ物をひっくり返したり、箱を被せたりする必要があるでしょう。
今後の歯科業界には感染対策が重要
今後の歯科業界には、オゾン発生器の利用や空気交換機の設置場所を分けるなどの感染症対策が重要です。
理由としては、歯科医院は患者と歯科医の距離が近いため、感染リスクは十分に高いことがあげられます。
実際に歯科医院の中には、患者から歯科医に感染してしまった事例もあります。
また、ウイルスが発生していても患者の数が減る訳ではありません。
従って歯科医院は今後徹底的な感染対策を行い、感染リスクを下げた上で営業を続けることが大切でしょう。
ただ、感染症対策によって歯科医の業務過多を心配する方も少なくありません。
しかし、オゾン発生器ならばスイッチを押すだけのため、歯科医の負担を増やすことは無いでしょう。
オゾンクラスター1400を選んだ理由
春藤歯科医院では、オゾン発生器に「オゾンクラスター1400」を利用しています。
数あるオゾン発生器の中で「オゾンクラスター1400」を選んだのは、販売元のオゾンマート様が信頼できる企業だと感じたからです。
実際、某大手通販サイトでオゾン発生器を探していると、種類が多すぎてどれが信頼できる商品か分かりませんでした。
それに対し、オゾンワークスは自社でウェブサイトを運営していた他、ラインナップや価格帯が魅力的でした。
上記の理由から、オゾンマート様の商品である「オゾンクラスター1400」を選び購入しました、
オゾンクラスター1400について
オゾンクラスター1400は、圧倒的なオゾン発生量と風量を持って、徹底的な空間消毒を行えるオゾン発生器です。
オゾン発生器のオゾン発生量は、1時間あたり数百㎎のことが多いでしょう。
しかし、オゾンクラスターは、1時間あたり1400㎎ものオゾンを排出し、強力な空間消毒を行えます。
また4250L/minもの風量を出力できる大口怪ファンを搭載しているため、部屋の隅々までオゾン消毒が可能です。
性能の高さから現在は歯科や眼科、老人ホーム、学校などの多くの施設で使用されています。
また、一般的に風量が1000L/min以上の製品は、徹底的な消毒ができる分、壊れやすいと言われています。
しかし、オゾンクラスター1400は、10000時間、1日6時間使用したとして6年間もの長寿命を誇ります。
さらにメンテナンスを行わなくてもオゾン発生量や風量が維持できる構造のため、メンテナンスも一切不要です。
また、オゾンクラスター1400は、シガーソケットからも電力の供給が可能なため、車内や緊急時でも使用可能です。
また、安心・高品質を約束する国産製品のため、初めての購入の方でも安心してご利用いただけます。